2008年7月2日 巣立ち(2) このところ、動物ネタが続いていますが・・ 以前から雨戸の戸袋に巣を作っていたトリですが、なぜかいつも何かが起こる週末、6月最終週のことです。 5〜6羽の仲間と思われるトリが巣の近くにやってきて、しばらく周囲を飛び回っていました。 別の場所で先に巣立った先輩?という雰囲気で、そろそろうちのヒナ達の巣立ちも近いのかな・・と思っていたのですが、その日の夜中 戸袋の中からバタバタという羽音とドスン・ドスンという音が聞こえてきます。 一瞬、イタチのアタックが成功して襲撃中?と思い様子を伺ってみたのですが周囲にイタチらしき姿はなく、巣からも叫び声のようなものは聞こえず、どうやら羽ばたきの練習&落下を繰り返しているようです。 そして・・・翌朝、いつもなら早朝から餌をくれ〜という鳴き声が騒がしいはずの巣が妙に静まり返っています。 隙間から覗いてみると、もう「誰」もいませんでした・・ きっと夜明けとともに巣立って行ったのですね。今回は前回のようにうまく羽ばたけずに取り残されるどんくさいヒナがいなかったので、巣立ちイベントもあっけなく終ってしまったようです。 それにしても、前日に仲間が様子を見に来る?あるいは呼びに来る?なんて・・なぜその時期的なものがわかるのでしょうね。 最近、出来るだけ肉類の摂取を減らそうと試みています。完全なベジタリアンになるにはまだまだ意志が弱すぎて、さっとベジタリアンに切り替えられる人達は偉いな〜と尊敬しますが、生き物達の生存競争や親子や仲間の情のようなものを身近に感じると、少なくとも必要以上に食べたり、残したりするなんて罰あたりなことに思えます。 2008年7月6日 巣立ち・後日談 巣立ちの少し前になると、成長してきたヒナ達は親鳥が餌を取りに出かけると、お互いにコミュニケーションをはかっているのでしょうか、時々ピピッ、ピピッと鳴き声をあげるようになっていました。 しかし、どの世界にもキャラの濃い存在がいるように、中に一羽、何やらずっと「しゃべり続けて」いるヒナがいました。 「なんか暑苦しいわ〜、身体大きくなってきて窮屈やし、ちょっと顔の前で羽ばたかんとってくれる・・、大体エサも順番やけど、なんかさっき順番飛ばされたような気がするわ・・大きく口開けて前に出たもん勝ちみたいな気がするけど、うちの親って、さっき誰にエサやったかちゃんとわかってんのかな・・あ・・エサ来た!こっちこっち〜!」とでも言うように・・体力を消耗するでしょうに、まさに、延々グシュグシュ愚痴っぽくさえずっていました。 そんな濃いキャラのヒナもあっけなく巣だって行った数日後、 ふと外に目をやると、10羽近いトリの群れが電線に止まっていました。 あれはひょっとして・・うちのヒナもいたりするのだろうか・・とは思ったものの顔が識別出来る訳もないし・・と思ったその時、 時折ピピッ、ピピッと鳴き声を交わす一団から「グシュグシュグシュ」・・という聞き覚えのある愚痴っぽいさえずりが・・瞬間、間違いない!と確信しました。 移動の途中に生家を見に立ち寄ったのでしょうか?「うわ・・信じられへんわ。あんなせっまい所におったなんて・・」とでも言っていたのでしょうか。 こんな小さな鳥でも個性が豊かなのに、もっと高度かどうかはともかく複雑なはずの人間がたった二つの勝ち・負けなどという、くだらない組に分けられるはずないですよね。 |